エアロプレスの検証


こんばんは。てつです。

今日はエアロプレスの検証をしていました。
というのも、2/14(土)に大阪でエアロプレスの大会があるのですね。
Japan Aeropress Championship(以下JAC)です。
エアロプレスはAeropressです。
Earopressじゃないです。
よく間違えます。

そして、2/8(日)にはJBrCというマシンを利用しない方法で抽出する大会があります。
Japan Brewers Championship(以下JBrC)です。
マシンを使わなければなんでもいいので、
ハンドドリップでもいいし、エアロプレスでもいいし、フレンチプレスでもいいんです。
なんならコップに粉を入れてお湯を足してその上澄み液を使ってもいいんです。
まぁつまりなんでもいいんです。美味しければ。なんか、究極ですね。

とにかくです。私はこの2つの大会に出るので、そろそろ準備しなくてはと焦っているのです。

というわけで、今日はエアロプレスの検証をしていました。
効率が悪いのか、気にしいなのか、めっちゃ時間かけてたったの2パターンしか検証できなかったんですが。。

さぁそれでは今日の検証内容をとくと御覧ください。

本日行った検証は以下の内容です。
1:「同量」のコーヒー粉を使用して「異なる量」のお湯で抽出した液体(原液)の濃度の違い
2:その原液をそれぞれ150ccになるまでお湯で薄めた液体の濃度の違い

伝わりますか?伝わらなかったらごめんなさい。

あ、そもそもの話なんですが、エアロプレスの抽出は以下のように行っています。
1.「15g」の粉に「80cc」のお湯を注いで抽出
2.抽出した原液にお湯「90cc」を足す

今回は上記の「80cc」と「90cc」を2パターンに分けて検証したわけです。
具体的に言うと、

#1:1.「15g」の粉に「80cc」のお湯を注いで抽出
   2.抽出した原液にお湯「90cc」を足す

#2:1.「15g」の粉に「50cc」のお湯を注いで抽出
   2.抽出した原液にお湯「120cc」を足す

ふぅ。
前置きが長くなってすみません。。

。。。

写真撮ったんですけど写真って必要ですか?
なんかすごい自己満足にしか思えないんですが、これは眠いから?
撮ってたときはすごい「こういうの必要だよね!」とか自分の中で思ってたんですけど、今こうして見てみると「なんなのこれ?」って想いが…(´_ゝ`)

まぁいいか。

#1_原液
#1_原液

これは上記#1の手順1で抽出された原液の濃度(brix)を測っています。
※brixについてはまたいつか。。今日はもう無理です。。

で、#1原液の濃度は【4.29】でした。
これが濃いのかどうかは一旦置いておきましょう。

#2_原液
#2_原液

そしてこちらは上記#2の手順1で抽出された原液の濃度。

こちらは【6.70】でした。
まぁ、同じ量のコーヒーを少ないお湯で抽出してるわけですから、当然#1よりは濃くなりますよね。
※砂糖15gを80ccと50ccの水でそれぞれ溶かしたら50ccの砂糖水の方が甘くなりますよね。それと同じです。

ここまでの結論としては、
原液を作る時点では【#1より#2の方が濃い原液になる】ということがわかりました。

続いて、
この原液をお湯で割って全部で150ccのコーヒーにしました。
この液体の濃度を測ります。
なんでこんなことしたのかというと、

濃度:#1(4.29) < #2(6.70)
原液の量:#1(57cc) > #2(27cc)

という結果が出たんですが、この場合、
150ccまでお湯で伸ばすとしたら最終的には#1の方が濃くなるのかな?
という疑問があったからです。
というか、多分そうなるんだろうなとは思ってたんですが、
実際にやってみないとわからなかったのでやってみたわけです。

はい、また長くなりました。
とりあえず結果を見てみましょう。

#1_完成
#1_完成

#1原液57ccにお湯93ccを足した完成品の濃度は【1.71】でした。

#2_完成
#2_完成

#2原液27ccにお湯123ccを足した完成品の濃度は【1.11】でした。


まぁやっぱりそうなりますよね(´_ゝ`)

でも、ここで新たに生まれた疑問が。
今回の検証では、出来上がりのコーヒーは『150cc』と固定したんですが(通常の営業を想定)、
#1,#2の原液をそれぞれ異なるお湯の量で伸ばして同じ濃度に揃えたとき、
つまり、完成時のbrixを同じにした場合、「味に違いは生まれるのか」という疑問です。

まぁ、生まれるんでしょうけどね。
そう思う理由には、今度はbrixではなく、『extraction yield』という指標があって、、、

今日はやめておきます。

ここまでの検証で、#1と#2の完成品の濃度が異なることがわかりました。
正直言って、
「だからなんだよ」って話なんです。
結局はその濃度が違うと一体どうなんだってところが重要です。
そこでカッピングしました。

#1_カッピング
#1_カッピング

これを勢いよく吸います。するとフレーバーなどがわかりやすいんです。
舌触りを確認するときは舌の上をゆっくり通らせます。
あ、これは個人的な手法です。必ずこうするというものではないです。あしからず。

実は#1のbrix1.7というのは一般的にちょうどよいとされる辺りの数値です。ちょっと高いけど。
なので、まぁ簡単に言うと、美味しかったです笑

ちなみに、この#1、当店でお客様に提供している抽出レシピです。
なにげにこのbrixがちょうどよくなるように作ってるんです。

#2_カッピング
#2_カッピング

で、次は#2。
心なしか薄い気がしますね。心なしか。
実際とても薄かったです。
口に含んだときに感じるフレーバーやアロマも弱く、
何よりお湯感がすごい強い。
お湯で薄めたんだろうなぁ、と思うようなコーヒーでした。
brix1.1というのはこんな感じなんでしょう。

……

見返してみると、こんな単純な検証に何時間かけてんだろう俺は、と絶望的な気持ちに(´_ゝ`)
まぁやってわかったことがあったというだけでもよしとしましょう。

というわけでですね。

1:「同量」のコーヒー粉を使用して「異なる量」のお湯で抽出した液体(原液)の濃度の違い
2:その原液をそれぞれ150ccになるまでお湯で薄めた液体の濃度の違い

この検証を終わりにしたいと思います。
検証って面白いですね。
大抵想像した通りの結果にはなるんですけど、検証結果から新しく疑問が生じた瞬間に何か心に踊るものが生まれるというか、そういう感覚がすごく楽しいんです。

『要約』
*同じ量の粉をプレスすると、少ないお湯のときの方が濃い
*brix1.7くらいはやっぱりちょうどよかった
*brix1.1あたりの液体はやっぱり薄く感じる

『新しい疑問』
*同じbrixでも割ったお湯の量で味に違いは生まれるのか
*上記検証項目2の「150cc」を「100cc」にしたらどうなるか
 (#1,2はどこまで薄めると濃度の逆転が起きるのか)

こんなところでしょうか。
また今回もよくわからない内容になってしまいました(´_ゝ`)
この記事で少しでもコーヒーって面白いかもと思ってくれた方がいれば、
このブログにも何か意味があったと思えます。

それでは明日も、
have a good coffee.
have a nice day:)