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JAC2015結果報告

こんばんは。てつです。
お久しぶりです。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
改めて報告させていただきます。

『Japan Aeropress Championship2015』
優勝することが出来ました。
応援ありがとうございました。

日本代表として4月にシアトルで行われる世界大会に出場するので、
次の目標を世界一に切り替えてより一層精進します。

Japan Aeropress Championship2015
Japan Aeropress Championship2015

大会の様子などはこちらのサイトを見ていただくと
きれいな写真とまとまった文章でわかりやすいと思いますのでぜひ。

GOOD COFFEE

決して愛想がいいとは言えない私ですが、、
コーヒーの中に持てる限りの愛想を抽出しています。
これからも宜しくお願い致します。

今日もエアロプレスの検証

こんばんは。てつです。

今日もエアロプレスの検証してみました。

昨日の反省を活かして今日は先に要旨を書いておきます。

【要旨】
*プレスする速さはbrixに影響を与える
*それが速ければ速いほどbrixは低くなる

※brix:濃度のようなもの

ここからはおそらく昨日同様だらだらとした文章になりますがお付き合いください。

さて、昨日は以下の検証を行いました。

1:「同量」のコーヒー粉を使用して「異なる量」のお湯で抽出した液体(原液)の濃度の違い
2:その原液をそれぞれ150ccになるまでお湯で薄めた液体の濃度の違い

これはつまり、
『異なる抽出レシピのときにどういう味の違い(濃度の違い)が生まれるか』
ということを検証していたわけですね。

でもこれって最もベースとなる部分を飛ばしてしまってたことに気付きまして…(´_ゝ`)

というわけで、
今日は以下の検証をしました。

1:「同量」のコーヒー粉を使用して「同量」のお湯を使って『異なる圧力』で抽出した液体の濃度の違い

つまり、同じ抽出レシピのときに、
抽出手順の中のある特定の動作がbrixに及ぼす影響を検証してみようということです。

エアロプレスの抽出手順をものすごい簡単に分解すると以下のようになります。

1.粉にお湯を注ぐ
2.撹拌する
3.蒸らす
4.抽出する(プレスする)

これらのうち2〜4がエアロプレスの抽出においてbrixに影響を及ぼすであろう動作になると思います。
撹拌をすればするほどお湯と粉が混ざり合ってきっと濃い液体が抽出されるでしょうし、
蒸らし時間を長く取ればとるほどきっと濃い液体になるのではないかと思います。
プレスも強く押せば押すほど濃くなるに違いないです。

というわけで、
今回は手順4の「プレス」に絞って検証してみました。
(押す強さくらいしか検証項目なさそうだったので)

#1:20秒でプレスする
#2:5秒で
#3:50秒で

#1はいつもお店で提供しているときのプレス速度です。
なんとなくですが、5秒でプレスするとなると、
普段よりものすごく強く押さなくちゃいけないので濃くなるかなと思います。

それでは、そんな私の個人的な憶測はいいとして、
結果を見ていきましょう。昨日の長文に自分も懲りました。

異なるプレス圧で抽出した液体
異なるプレス圧で抽出した液体
異なるプレス圧で抽出した液体
異なるプレス圧で抽出した液体

2枚とも左から#1,#2,#3です。
brixは
#1:3.52
#2:2.94
#3:3.82
でした。

つまり、濃度は3>1>2という結果になりました。
たしかにその順に液体の色も濃いようです。

ううむ。。これは意外。。
強く押せば押すほどたくさん成分が抽出されて濃度は濃くなるかと思ってました。
結果はその真逆。
じっくり押せば押すほど成分が抽出されるみたいですね。
検証って面白い(´_ゝ`)

しかし、これでプレスをゆっくりやればやるだけ濃度が濃くなると断言できない気もします。
なぜなら、
手順3までにかかる時間は#1〜3すべて50秒で一定にしているのですが、
プレスはそれぞれ異なるので、抽出が終わる時間はそれぞれ、
#1:70秒
#2:55秒
#3:100秒
と異なります。

ということは、お湯に浸っている時間も同様に異なっているので、
それが濃度に影響を及ぼしているんじゃないか、ということも考えられそうです。

なので、以下の2パターンも検証してみました。
#1:70秒(プレス20秒)
#2:70秒(プレス5秒)

これならある程度はお湯に浸っている時間の違いが及ぼす影響を除去できるかと考えました。

さて、結果はどうだったでしょうか。

プレス圧の影響のみを計測
プレス圧の影響のみを計測

※計測器の数字は無視してください。

左が#1,右が#2です。
見た感じからして濃度違いますね。

brixの結果は
#1:3.59
#2:2.64
となりました。

やっぱり、プレスが速いと濃度が薄くなるのは間違いなさそうですね。
面白いなぁ。

当初はプレスを速くしたら濃くなると思っていたのですが、それは強く押せば圧力が高まると思ってたからなんですね。
でもエアロプレスの形状からして、強く押してもその分外に空気が出て行くから圧力高まらないんでしょうね。
まぁ普通に考えたらそうですよね。いやほんと、なんで気付かなかったんでしょうね。
自分にやや引きました。

そして、プレスが速いと濃度が相対的に薄くなるのは、
おそらくお湯が粉を素早く通過してしまうために成分を液体に溶けこませる余裕が無いから、なのかなと。
ゆっくりプレスすれば、粉の間をゆっくりお湯が通過するので、粉の成分をしっかりと巻き込んで抽出されるんじゃなかろうかと。

そんな普通な考察。

いやー、エアロプレスが少しずつ暴かれてきていますね。
次は「撹拌」「蒸らし」が与える影響を検証していきたいと思います。
次がいつかわからないですが(´_ゝ`)

そもそもは大会のために始めた味の検証なのに、根本的な検証になってしまっていることに気付いてさらに焦り始めたてつでした。

それでは、駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

enjoy coffee life.

エアロプレスの検証

こんばんは。てつです。

今日はエアロプレスの検証をしていました。
というのも、2/14(土)に大阪でエアロプレスの大会があるのですね。
Japan Aeropress Championship(以下JAC)です。
エアロプレスはAeropressです。
Earopressじゃないです。
よく間違えます。

そして、2/8(日)にはJBrCというマシンを利用しない方法で抽出する大会があります。
Japan Brewers Championship(以下JBrC)です。
マシンを使わなければなんでもいいので、
ハンドドリップでもいいし、エアロプレスでもいいし、フレンチプレスでもいいんです。
なんならコップに粉を入れてお湯を足してその上澄み液を使ってもいいんです。
まぁつまりなんでもいいんです。美味しければ。なんか、究極ですね。

とにかくです。私はこの2つの大会に出るので、そろそろ準備しなくてはと焦っているのです。

というわけで、今日はエアロプレスの検証をしていました。
効率が悪いのか、気にしいなのか、めっちゃ時間かけてたったの2パターンしか検証できなかったんですが。。

さぁそれでは今日の検証内容をとくと御覧ください。

本日行った検証は以下の内容です。
1:「同量」のコーヒー粉を使用して「異なる量」のお湯で抽出した液体(原液)の濃度の違い
2:その原液をそれぞれ150ccになるまでお湯で薄めた液体の濃度の違い

伝わりますか?伝わらなかったらごめんなさい。

あ、そもそもの話なんですが、エアロプレスの抽出は以下のように行っています。
1.「15g」の粉に「80cc」のお湯を注いで抽出
2.抽出した原液にお湯「90cc」を足す

今回は上記の「80cc」と「90cc」を2パターンに分けて検証したわけです。
具体的に言うと、

#1:1.「15g」の粉に「80cc」のお湯を注いで抽出
   2.抽出した原液にお湯「90cc」を足す

#2:1.「15g」の粉に「50cc」のお湯を注いで抽出
   2.抽出した原液にお湯「120cc」を足す

ふぅ。
前置きが長くなってすみません。。

。。。

写真撮ったんですけど写真って必要ですか?
なんかすごい自己満足にしか思えないんですが、これは眠いから?
撮ってたときはすごい「こういうの必要だよね!」とか自分の中で思ってたんですけど、今こうして見てみると「なんなのこれ?」って想いが…(´_ゝ`)

まぁいいか。

#1_原液
#1_原液

これは上記#1の手順1で抽出された原液の濃度(brix)を測っています。
※brixについてはまたいつか。。今日はもう無理です。。

で、#1原液の濃度は【4.29】でした。
これが濃いのかどうかは一旦置いておきましょう。

#2_原液
#2_原液

そしてこちらは上記#2の手順1で抽出された原液の濃度。

こちらは【6.70】でした。
まぁ、同じ量のコーヒーを少ないお湯で抽出してるわけですから、当然#1よりは濃くなりますよね。
※砂糖15gを80ccと50ccの水でそれぞれ溶かしたら50ccの砂糖水の方が甘くなりますよね。それと同じです。

ここまでの結論としては、
原液を作る時点では【#1より#2の方が濃い原液になる】ということがわかりました。

続いて、
この原液をお湯で割って全部で150ccのコーヒーにしました。
この液体の濃度を測ります。
なんでこんなことしたのかというと、

濃度:#1(4.29) < #2(6.70)
原液の量:#1(57cc) > #2(27cc)

という結果が出たんですが、この場合、
150ccまでお湯で伸ばすとしたら最終的には#1の方が濃くなるのかな?
という疑問があったからです。
というか、多分そうなるんだろうなとは思ってたんですが、
実際にやってみないとわからなかったのでやってみたわけです。

はい、また長くなりました。
とりあえず結果を見てみましょう。

#1_完成
#1_完成

#1原液57ccにお湯93ccを足した完成品の濃度は【1.71】でした。

#2_完成
#2_完成

#2原液27ccにお湯123ccを足した完成品の濃度は【1.11】でした。


まぁやっぱりそうなりますよね(´_ゝ`)

でも、ここで新たに生まれた疑問が。
今回の検証では、出来上がりのコーヒーは『150cc』と固定したんですが(通常の営業を想定)、
#1,#2の原液をそれぞれ異なるお湯の量で伸ばして同じ濃度に揃えたとき、
つまり、完成時のbrixを同じにした場合、「味に違いは生まれるのか」という疑問です。

まぁ、生まれるんでしょうけどね。
そう思う理由には、今度はbrixではなく、『extraction yield』という指標があって、、、

今日はやめておきます。

ここまでの検証で、#1と#2の完成品の濃度が異なることがわかりました。
正直言って、
「だからなんだよ」って話なんです。
結局はその濃度が違うと一体どうなんだってところが重要です。
そこでカッピングしました。

#1_カッピング
#1_カッピング

これを勢いよく吸います。するとフレーバーなどがわかりやすいんです。
舌触りを確認するときは舌の上をゆっくり通らせます。
あ、これは個人的な手法です。必ずこうするというものではないです。あしからず。

実は#1のbrix1.7というのは一般的にちょうどよいとされる辺りの数値です。ちょっと高いけど。
なので、まぁ簡単に言うと、美味しかったです笑

ちなみに、この#1、当店でお客様に提供している抽出レシピです。
なにげにこのbrixがちょうどよくなるように作ってるんです。

#2_カッピング
#2_カッピング

で、次は#2。
心なしか薄い気がしますね。心なしか。
実際とても薄かったです。
口に含んだときに感じるフレーバーやアロマも弱く、
何よりお湯感がすごい強い。
お湯で薄めたんだろうなぁ、と思うようなコーヒーでした。
brix1.1というのはこんな感じなんでしょう。

……

見返してみると、こんな単純な検証に何時間かけてんだろう俺は、と絶望的な気持ちに(´_ゝ`)
まぁやってわかったことがあったというだけでもよしとしましょう。

というわけでですね。

1:「同量」のコーヒー粉を使用して「異なる量」のお湯で抽出した液体(原液)の濃度の違い
2:その原液をそれぞれ150ccになるまでお湯で薄めた液体の濃度の違い

この検証を終わりにしたいと思います。
検証って面白いですね。
大抵想像した通りの結果にはなるんですけど、検証結果から新しく疑問が生じた瞬間に何か心に踊るものが生まれるというか、そういう感覚がすごく楽しいんです。

『要約』
*同じ量の粉をプレスすると、少ないお湯のときの方が濃い
*brix1.7くらいはやっぱりちょうどよかった
*brix1.1あたりの液体はやっぱり薄く感じる

『新しい疑問』
*同じbrixでも割ったお湯の量で味に違いは生まれるのか
*上記検証項目2の「150cc」を「100cc」にしたらどうなるか
 (#1,2はどこまで薄めると濃度の逆転が起きるのか)

こんなところでしょうか。
また今回もよくわからない内容になってしまいました(´_ゝ`)
この記事で少しでもコーヒーって面白いかもと思ってくれた方がいれば、
このブログにも何か意味があったと思えます。

それでは明日も、
have a good coffee.
have a nice day:)

エスプレッソとカフェラテ

こんばんは。てつです。

今日はふとカフェラテについて思うところがあったので備忘録を兼ねてブログを更新します。

簡単にいえばカフェラテっていうのはエスプレッソにスチームミルクを注いだものです。
お店ではこんなラテアートもやってますので是非。

カフェラテ(350円)
カフェラテ(350円)

という宣伝はどうでもよくてですね、
僕たちは毎朝開店前に(営業中も)エスプレッソの調整をしています。
調整っていうのは、
『何グラムのコーヒー粉を使って、何グラムのエスプレッソを抽出するか』
という感じです。はい、地味です。

まずはデミタス(エスプレッソ1ショット)の味をみます。
このときの味が良かったらそのとき何グラムで何秒かけて何グラムのデミタスを抽出したかを記録しておき、
同じように再度抽出して今度はカプチーノもしくはカフェラテを作ってみます。
ミルクを合わせてみたときの味をみて最終的にこの日のエスプレッソのレシピ(粉のグラム、抽出量)が決まるんです。

本当はもっとあるっちゃあるんですけど、時間が時間なんで(早く帰りたいので…)ここはさらっと。。

とにかくこんな感じで決めているんですけどね、何を疑問に思ったかというと、
『デミタス単体で美味しいからといってカプチーノやカフェラテにしたときにも一番美味しいのだろうか』
ということです。
当然の疑問ですよね。
まぁ、
朝の調整のときに、デミタス用の抽出とカプチーノやカフェラテ用の抽出はそれぞれ確認しているんですけど、
もっと突き詰めて考えてみたいなと思ったわけです。

そこで、簡単にですが、3種類のカフェラテを作ってみました。

#1
通常のラテ:デミタス(25g程度)にスチームミルク

#2
濃い目のラテ:デミタスを18g程度にしてスチームミルク

#3
かなり濃い目のラテ:ダブルのリストレット(デミタス11g+デミタス11g)にスチームミルク

ちょっとわけわからないかもしれないですがご容赦を。。

まぁ結果としてはですよ、
#1より#2,#2より#3の方がエスプレッソが濃いので、
チョコレート感が強くなっていきます。
そして、口当たりも強くなっていきます。強いというと語弊がありますが。
#3は特に口当たり(マウスフィール)が特別で、とろみを感じます。
個人的にはとても好きなマウスフィールでした。
アフターテイストと呼ばれる後味も濃くなればなるほど長く強く続くようになります。
エスプレッソが濃い分ラテアートも綺麗に見えます。白と黒のコントラストがくっきり。

じゃあ結局は#3が一番美味しいの?
となりますが、そうでもないです。

少し時間が経ってから味見をしてみると今度は#3の液体からは苦味を強く感じました。
#1や#2はそこまでの変化はありません。
#3は口当たりもアフターテイストも強いので、

    飲んでいる間に疲れます(´_ゝ`)

その点#1は初めのインパクトは強くないかもしれないけれど、
長く飲んでいても最後まで飲んでいられる優しい味わいです。
#2も同じです。#1よりは当然エスプレッソ感が強いですが、ミルクとのバランスがよい範囲です。

あ、なんか、完全に自分のメモになってしまっていますね(;´_ゝ`)
こんなのを読んでもらって申し訳ないです。。
もうすぐ終わりにします。

結局、何が美味しいカフェラテなんだろう、って思うとですね。
個人的には、最後まで美味しさを感じられるものなんじゃないかなという結論に至ったんですよ。

たしかに#3は最初の一口はものすごい美味しくて、正直自画自賛しました。
「俺やるじゃん」と。
だけどやっぱり時間が経つにつれてなにか違うな、と。

やっぱりね、最初のインパクトだけよくしてもダメなんですよ。
それはラテアートも同じことが言えると思っています。
めちゃくちゃ綺麗なラテアートが出てきたらものすごい感動しますよね。
だけど飲んでいるうちに苦くなっていったり美味しさを感じられなくなるようならだめじゃないかなと。

※個人の意見ですよ!個人!個人的見解!

…ずいぶんと長くなったので強制的に終了しますね。

まとめると、

僕は最後まで美味しく飲めるカフェラテ、カプチーノを作れるように精進しようと思ったのです。

この結論に至る前にエスプレッソの分解検証もやったんですが、これはまたの機会に。

分解されたエスプレッソたち
分解されたエスプレッソたち

それでは、本日もたくさんのご来店ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。
帰ります。

より美味しいドリップコーヒーを求めて

こんばんは。てつです。

僕は仕事柄普段何杯も何杯もコーヒーを淹れているわけで、
それなりには美味しく淹れることが出来るようになってきたかなと思っています。
そして、
本当にありがたいことにお客様にも『美味しい』と言っていただくことがたまにあります。
それは何にも代えがたい報酬です。

というのも、普段やる気なさそうに働いている僕ですが、
自分の淹れたコーヒーを美味しいと本当にお客様に思ってもらえてるのだろうかという悩みを毎日抱えています。
そんなときにお客様からいただく美味しいという言葉は嬉しいを通り越して安堵の領域です。

そこで行き着くのがタイトルなんですが、
今回のブログ内容はドリップコーヒーについてです。

一杯のコーヒーを分解してみました。
ちょっとマニアックかもしれませんがぜひ。。


いきなりですが皆さん、
コーヒーを淹れるときにその抽出される液体の濃度に注目したことはありますか?

考えてみれば当たり前なんですが、抽出される液体はだんだん薄くなってきます。
濃度が変われば当然味わいも変わってきます。
そこで今回は抽出される液体をわかりやすく3つに分けて味見をしてみようと思います。

実験
実験

こんな感じで準備は出来ました。
あとは普通に抽出するんですが、抽出されてくる液体を3段階に分けてカップに入れるとこうなります。

蒸らし(左)/2投目(中)/3投目(右)
蒸らし(左)/2投目(中)/3投目(右)

左:蒸らした時にポタポタと垂れてくる液体(5cc)
中:蒸らしが終わってから注いで抽出した液体(90cc)
右:最後に規定量まで抽出した液体(150cc)

ドリップと一口に言ってもこのように抽出される段階で濃度が全く異なるんですね。
最後に抽出される液体は結構薄いのがわかるかと思います。

上から
上から

蒸らしのときに抽出された液体は写真じゃちょっとわかりにくいかもしれませんが、
ルビーのような輝きを放っていました。
ものすごい綺麗な宝石のような液体。思わず見とれるほどでした。
あ、話逸れました、すみません。

で、肝心のそれぞれの味なんですが、ものすごく簡単に言うと、
左:濃縮されたりんごの果汁のような甘さ、ブランデーのような重く深いボディ
中:苦味を感じるようになる、甘さもそれなりに感じる、バランスの取れた味わい
右:薄い甘み
というようなイメージでした。

何気なく淹れているドリップはこのような濃度の異なるコーヒーのブレンドなんですねぇ。
ちゃんとそれぞれの液体の味見をすることで実感することが出来ました。
やっぱりなんでもやってみるのが一番です。

あ、話を大元に戻すとですね、
どうやったら美味しいドリップコーヒーを淹れられるか、という話なんですが、
この3段階の液体をどうブレンドするかということがキーになるんじゃないのかなと僕は考えています。

蒸らした時に抽出されてくる液体はそのコーヒーの味の核となるフレーバーや甘みを強く持っています。
次に抽出されるのは苦味や酸味、甘みをバランスよく持つ液体。
最後は味があまりない液体。これは全体の抽出液の調整役です。

どこをどれだけ抽出するか、どのような味になるように抽出するか、
そういったことに意識を持っていくとドリップはもっと美味しくなるのかなぁなんて思っています。

今回は3段階に分けましたが、これを5段階とか7段階とか、または思い切って2段階とかに減らして抽出される液体をそれぞれ味見して実現したいコーヒーの味を再現することが出来るのではないかと。
これはまだ実験したばかりでまだ全然試していないことなのでどうなるかわかりませんがドリップされる液体を何段階かに分けてブレンドするという意識を持つのは面白いかもしれないですね〜。

話長くてすみません。。
しかも自分で思ったよりまとまりのない内容で(´_ゝ`)

ちなみに、
(中)の液体は外して(左)と(右)の液体だけを混ぜたら苦味のないコーヒーになるのだろうかと思ってそわそわしてます。
明日実験してみようと思います。

これからも美味しいコーヒーを淹れられるように日々精進です。
あと、美味しいと言われたときの上手なリアクションも精進します。
褒められなれてないからどう反応したらいいかいまだに分かりかねてます(´_ゝ`)

それでは、
良いコーヒーライフを。

山下公園で

こんにちは。てつです。

今回はCOFFEE FACTORYは関係なく完全に僕個人の話なんですが、
先月の29日に横浜の山下公園で行われた『東日本大震災復興支援まつり』にてコーヒーを淹れてきました。

石巻にボランティアで1年くらい行っていた繋がりでいただいた話でした。
人との繋がりこそ財産だなぁと思いますよね。こういうときに。

そして、ボランティア行くたびに感じる皆さんの力強さ。
手伝っているという感覚よりも逆に励まされているという感覚に近いです。
今回も石巻の皆さんの元気に力貰ったような気がします。

コーヒーで少しでも人の心を平和に出来たなら幸せです。

追伸.
大雨でした。

第5回zumaccino cup

こんばんは。てつです。

お久しぶりです。

11/18に『第5回ZUMACCINO CUP』というラテアートの大会に出場してきました。
ラテアート業界では結構有名で名誉ある大会です。だと思います。

BAR ZUMACCINO(心斎橋)
BAR ZUMACCINO(心斎橋)

出場するためにはラテアートの写真を送って書類選考に通る必要があります。

応募作品(シングルリーフ)
応募作品(シングルリーフ)

まぁなんとかうまいこといった写真を送ったらまさかの通過だったので、
少し天狗になっていたのですが、結果は初戦敗退でした(´_ゝ`)

私の作品
私の作品
対戦相手の作品
対戦相手の作品

対戦相手はあのカフェーパウリスタの石井さん。
初戦からこんな有名な方にぶつかるとはなんと運のない(´_ゝ`)
でも逆に緊張が解けて手は震えなかったんですが普通にスチームを失敗(´_ゝ`)
細かいラテアートをやる予定だったのですが左右対称のポイントだけを取りに行きました。
まぁ、何を狙おうが関係なく、つまりは負けました。

大阪まで行って初戦敗退。
競技時間は3分。
大阪まで行って3分で大会終了(´_ゝ`)

でも他の有名なバリスタさんのラテアートを見たり、話を聞いたり、
知り合いのバリスタさんとこれまた知り合いのバリスタさんのお店(NORTHSHORE)に遊びに行ったりととても楽しい大阪遠征でした。

NORTHSHORE(北浜)
NORTHSHORE(北浜)

NORTHSHORE
NORTHSHORE

NORTHSHOREは大阪に行ったらかならず行くべきカフェですよ、皆様!
おしゃれとはこういうことなんだなと。参考にすることがたくさんありました。
デジタル一眼で撮った写真もあるのですが、今手元にデータがなく残念…(´_ゝ`)

まぁ僕の写真を見るよりもこちらのウェブサイトを見るほうが良いかと思いますのでご紹介。
http://northshore-hanafru.com
店長の稲垣さんもラテアートの大会で知り合ったんです^^
大会での人との出会いも大切な成果ですね。

それでは今日のブログはここまでです。結構さくっと書けたので次のブログもあまり感覚があかないように頑張ります。。
前日の夜発のバスに乗って当日の朝着いて当日の夜にバスで大阪を出るという強行スケジュールで完全に体調を崩したてつでした。

大会を通じて得られたものを通常業務にも落とし込めるようにまた精進しますので、皆様また守谷店に遊びに来てください^^

てつ

スペシャルティコーヒーってなに?

こんばんは。てつです。

当店はスペシャルティコーヒー専門店を謳っています。

でも、
スペシャルティコーヒーって何なのかご存知じゃない方もいらっしゃいますよね。
私も当然そうでした。
初心を忘れるとはまさにこのことですね。お恥ずかしい。

——————————–
『スペシャルティコーヒーとは』

スペシャルティコーヒーって一般的なコーヒーより高くて美味しいからスペシャルティなの?
と思ってる方も多いかと思います。

まぁそれはそんなに外れていませんが
SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)が定める定義はこちらです↓

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階に於いて一貫した体制・工程で品質管理が徹底している事が必須である。(From Seed to Cup)

具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。
そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。
さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。

日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。

長いですね〜。ほんと堅苦しいですねー。
でもこれコーヒーマイスターの試験に出ますからね。
私もちゃんと覚えました。

今日伝えたいのは、

風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

についてです。

よくお客様に「酸っぱいコーヒーが苦手」と言われるのですが、
スペシャルティコーヒーにおいては「酸っぱい」という表現はありません。多分。
あってもポジティブな酸っぱさ、あくまでも『爽やかで明るい酸味特性』という意味合いです。
たとえば、レモン・グレープフルーツ・ライムといったフレーバー。

これらのフレーバーもたしかに酸っぱいかもしれませんが、
おそらく殆どの方が苦手としているコーヒーの酸っぱさではないかと思います。
粉の状態で何日も空気に触れさせたら酸っぱくなるかもしれませんけど。

で、話を戻すと、
スペシャルティコーヒーとは以下の3点を満たすことがわかりました。

□際立つ印象的な風味特性があること
□爽やかで明るい酸味特性があること
□持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと

これがスペシャルティクオリティ。
コーヒーファクトリーのコーヒークオリティ。

ふざけました。すみません。

上記の3点を評価するカッピングシートというのもあります。
8項目それぞれ8点満点で点数をつけていくのです。
そこに基礎点36点を加えて、8×8+36で100点満点となります。

評価項目とは
□クリーンカップ
□甘さ
□酸味
□フレーバー
□マウスフィール
□後味
□バランス
□総合評価
の8項目です。

これらの項目を評価の後、基礎点を加えて80点を超えたものだけが、
スペシャルティコーヒーとランク付けされるんですね。
なので、基本的に上記8項目の合計が44点(各項目平均5.5点)ということになります。

あ、なんだか長文になってしまってまとめきれる自信がなくなってきたので
ここらへんで今日は終わりにします。

要するに、
スペシャルティコーヒーというのは、

□際立つ印象的な風味特性があること
□爽やかで明るい酸味特性があること
□持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと

の3点を満たすコーヒーということです。
たとえば、
レモンやピーチといったフレーバーをしっかりと感じ(際立つ印象的な風味特性があること)、
グレープフルーツのような明るく爽やかな酸味があり(爽やかで明るい酸味特性があること)、
後味にしっかりと甘さを感じる(持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと)
コーヒーです。

どうですか?美味しそうですよね?

そうです。
上記3点をしっかりと満たしているコーヒーは美味しいのです。
だからスペシャルなんです。

日常を少しスペシャルにしてくれるコーヒー。
なんだか素敵です。


読み返してみたら中身がほとんどなかったのに時間だけが過ぎていてなんだか哀しくなりました。
これが私の日常。てつクオリティ。

コーヒーチェリー

こんにちは。てつです。

コーヒーは農作物です。

栽培され、生育され、花が咲き、実をつけ、収穫されます。

コーヒーの実や花は普段皆さんの目に触れる機会が少ないかと思いますので、今回は写真多めで書いていきます。

…文章書くのが嫌になったわけじゃないです。

 

コーヒーチェリーこれがコーヒーの実です。

コーヒーチェリーと呼ばれるものです。

これはグアテマラのエルインヘルト農園で撮ったものですね。

熟度が均一です。これは徹底した品質管理によるものです。日光の照射量を均一に当たるよう霧の量の様子を見てシェードツリーを配置しているからこそのこの熟度の揃い方なんですね。

コーヒーチェリー2

こっちはホンジュラスのある農園のコーヒーチェリーです。結構熟度が異なっているのがわかるかと思います。

上述した日射量によるものだけではなく、実を摘むときに熟していない実まで摘んでしまったりするとこうなってしまうケースもあります。

話がずれました。

コーヒーチェリーはほとんどが種です。その種が皆さんが目にするコーヒーの豆です。焙煎されていない生の豆はこんな感じです。

コーヒーの種

チェリーを剥いたとこ

 

赤いのが実と皮の部分です。生の豆には甘い粘着質と呼ばれるものがついていて、チェリーを口に含んでその粘着質をなめるとやはり甘いです。

この粘着質をとらないでそのまま乾燥させる方法がナチュラルと呼ばれる精製処理のことなんですね。

当店のコーヒー豆袋には精製処理情報も載せていますので、ぜひチェックしてみてください。

精製処理はいくつか種類があって、結局はこの粘着質をどう扱うかということになるんですけど(かなり大雑把ですが…)、それについてはまたの機会に。

それでは、今日はこの辺で。

enjoy coffee life^^

 

コーヒーとの出会い~中編~

こんばんは。てつです。

前回の記事(ブログちゃんと始めます)で私がコーヒーを飲むきっかけになった出来事を書きました。
今日はその続きです。

だらだらと書く癖があるので流し読みで結構でございます。。

—始まります—

「コーヒーを自分で淹れられるようになりたいです!」

私はサザコーヒーさんに行くと開口一番そう叫びました。

まぁ本当はそんなだいそれたこと出来るはずもなく、
普通に「コーヒーを淹れてみたいんですが。。」と言っただけです。
そこで一通りのドリップセットを購入し、急ぎ足で病院に戻りました。

今でもはっきりと覚えています。

買ってきた道具をすべてベッドの上に並べたときに感じた高揚感。
手挽きの小さいミルに豆を適当に詰めて、挽き目もよくわからないけど多分こんくらい。
自分で豆を挽くと感じる豆の抵抗、病室に漂うコーヒーの香り。
今から淹れるコーヒーへの高まる期待。
沸騰したお湯をドリップポットに注いで、初めて自分で挽いたコーヒーをドリッパーにセット。
準備は整った。いざ淹れん!

…というわけです。これが私の初めて自分で淹れたコーヒーです。
書いてみるとなんてことなかったのが恥ずかしいですね。。申し訳ないです。

ただ、私は今でもこのときの興奮を忘れられないのです。

今では豆を挽くのは手挽きのミルではなく立派なマシンになり、
お湯も粉もすべてきちんと測って、あのときとは環境も違うし技術も違いますが、
やはり「コーヒーを淹れる」というときの緊張感、高揚感は今なおあります。
特に豆を挽いたときの香りにはいつまで経っても幸せな気持ちにさせてもらえます。

それから私はコーヒーの魅力に取り憑かれ、コーヒーにどっぷりと浸かり、
なんだかんだあり、色々なことを考え、気付いたらこの道におりました。

こんな私の与太話にお付き合いくださってありがとうございました。
次はもっとちゃんとテーマを考えて書くことにします。。

そうそう、初めて淹れたコーヒーですが、
挽いた粉が超極細挽きだったため、ものすっごい濃い液体が少量出てきたのみでした。
こうして初めてのドリップは苦い経験となりました。
お後がよろしいようで。

—終わります—

はい、ということで、中編と銘打って書き始めたわけですが、終わってしまいました。

次は何について書きましょう。
ブログって難しいですね〜。

それでは皆様、守谷店でお会いしましょう。